建築家・磯崎　新（いそざきあらた）氏の設計で、待合室はギャラリー(由布院アートホール)として使われ、毎月、絵画や趣向品などの展示が行われます。駅なのに構内に改札口がないことでも知られています。8月には駅の広場で『湯布院映画祭』が行われ、懐かしい映画が公開され賑わいます。

湖岸から温泉と冷泉が湧出する関係で、湖面は冬でも水温が高く、湖面の湯気が朝もやとなり、早朝にはあっという間に由布院全体を包みこんでしまいます。湖畔にはわらぶき屋根や共同温泉があり、幻想的な朝もやを見ようと足を運ぶ人も多くいます。

馬のひづめの音が心地よく響く由布院の観光辻馬車です。ＪＲ由布院駅を出発し、約50分かけてゆっくりと由布院の町を散策し、由布院駅へ戻るコースとなっています。９時から30分ごとに１日15便が運行しており、１便の定員は10人で当日の午前８時50分から予約を受け付けています。のんびりと馬車での観光を楽しんでみてはいかがですか。

イギリス製のクラシックカーを改造した、なつかしい雰囲気を漂わせる観光タクシー「スカーボロ」。レッドとクリームのツートンカラーのかわいらしい外観は湯布院の街に良く似合います。ＪＲ由布院駅をスタートし、１日５便運行しています。当日の午前９時より由布院温泉観光案内所で予約を受け付けています。